静寂がどうのこうのって

前提として、おいらも賛成ですよ。
もちろん、夜公演で叫んだのはおいらじゃありません。あの静寂はスッピンもとい絶品だったわけで。


でも、その静寂を強制するのはイヤ。。もちろん、静寂を呼びかけるのは素晴らしいことだし、みんなで最高のライブ空間を作り上げるためには、こういう小さいことからコツコツと動いていかなきゃ変わっていかない。

仙台コン夜公演

(これまでのツアーを直に体験したわけじゃないから、誤っている部分もあるかもしれないけど、)
少なくとも仙台千秋楽での「がんばれ〜!!」の声(ちまたでは「静寂破りのバカ」ですか…)はアリだと思った。ただ、あれが他に10人くらいいたらそれはそれでイヤだったろうけど・・何事も物事には限度というものがあるわけで・・・

短絡的にあの「がんばれ〜!」を、「バカ」「空気読め!」「何にもわかってない」って片づけるのはいかがなものかと。じゃぁ、あの声がカワイイ小学生女子の一途な声援だったら、どうだったの?


みんながみんな ごっちんのライブレポをネットで読んでいるとは限らないし、「スッピンと涙。で静寂を!」のバナーだってそう。
それに、もしかしたら「スッピンと涙。」という曲自体を初めて聴いた人もいるかもしれない。ましてや、最後のあの部分で ごっちんのすべてがつまった静寂が訪れるなんて・・・


普通の曲で、ごっちんが感極まって涙したために歌うのをやめたら、当然 客席から背中を押すじゃん!「がんばれ〜」「ごっちん〜〜!」って。それと同じ気持ちで叫んだという可能性もあるわけで。
しかも、(千秋楽で叫んでたのはおいらの右斜め後ろの人だったんだけど、)あの位置だとごっちんの表情を肉眼で見るのは無理。だから、

何が起こったの?? → きっと ごっちん苦しんでるんだ・・ → 応援してあげなきゃ!・・ → 「がんばれ〜!」・・・

こうつながったと思えば、「バカ」って一蹴する気持ちも起きないのでは?

実際のところ、その人がそんな経緯で叫んだのか、悪意はあったのか、そういうことはわからないけど、あそこで静寂を破ったからって、すぐにムカついたりするのはつまらんよ。。究極の空間を体験したいっていう気持ちは、もちろんおいらにだってあるけど・・・


ネットでごっちんコンのライブレポ読んでも、一番読みたい部分である「スッピンと涙。」の部分は、このネタばっかり。「今日もひとりバカがいた」「今日は平和に静寂が保たれた!」・・・
あの素晴らしい曲を聴いた感想の欄に、こういうことしか書けてないってのが残念でならなかったし、読んでてもつまらなかった。
もっと、伝えてくれよ!教えて! この曲のすごかったところ。感動したこと。ごっちんの様子。そして、ブログの何よりの楽しみである「結局、あなたはどう感じたのさ??」・・・

最後にあらためて、

スッピンと涙。で静寂を!」の運動には大賛成でしたよ。
だけど、それが広まって多数派になったから「俺達が正当なごっちんファンなんだ!」のような風潮には、すこぶる違和感があった。ライブ会場ってそういう場じゃないっしょ!?
もちろん、ライブ会場はみんなの協力があってこそステキな空間ができあがるんだろうけど、じゃぁ「少数派は多数派の応援方法に従えって??」 そんなの間違ってるよ。。
でも、悪意のこもった「フォー!」とかは、とことん廃絶すべき。このへんの押したり引いたりが難しい。


ライブに参加する人全員が、素直な気持ちでステージを見ていれば、自ずとこういう問題は起きないんだろうけどさ。

> あの静寂の瞬間叫んでしまったあなたへ。

(もしお知り合いの方がいれば、ぜひとも転送してください。)
もしなんの悪意もなく、素直な気持ちで「がんばれ〜」って叫んでしまったとしたら、・・叫んだ後、「しまった・・・(汗 orz」って思ったかもしれないけど、それほど落ち込むことないですよ。
ちまたでは散々言われているようですけど、この騒ぎはこれまでの「本当のバカ」が静寂を破ってきたという経緯があるからであって、あなただけをピンポイントで責めているわけではないんです。
これがトラウマとなって、ライブで心から楽しめなくなったり、ひいてはライブ会場に入るのが怖くなったりしないでください。それだけが心配でなりません。。
もし、悪意だったとしたら、・・・あなたは最低の人間です。そういうことをする気持ちが全然理解できません。2度とライブ会場に足を踏み入れないでほしい。
みんながあなたのせいで気分を害している事実、それをきちんと理解する努力をしなさいよ! そして何よりも、ごっちんが喜ぶわけないでしょ?