「2004年夏 ファーストコンサートツアー 〜Wスタンバイ! ダブルユー&ベリーズ工房!〜」@Zepp Sendai 夜公演

かつての「辻ちゃん」「加護ちゃん」は、いったいどこへ??
今のふたりは、歌手としてもひとりの人間としても、
立派な大人の女性としての風格を醸し出していました。
・・・と思ったら、相変わらず おてんば&かしまし娘。 の一面は健在のご様子(笑)。
そして、一昨日のモーニング娘。のライブと同様の第一印象、
「すげぇ〜〜!!本物の あいぼん だぁ!!」というよりは、
ついさっき「行ってきま〜す」と、元気に学校に向かった まなむすめ亜依 と、
知り合いの辻さんちの 希美ちゃん の
文化祭を見に来ている感覚。この妄想癖はどうなんでしょうか。。

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「Wだけじゃなくて、ベリ工も一緒にライブやるのか・・・いらねぇ(素。。」
FCから召集令状が届いたときに、真っ先に思ったことです。
そのへんは色々と大人の事情があるんでしょうけど。
とは言っても、
アルバム「デュオU&U」を購入してから数日間、他の曲には手もつけず
それだけをヘビーリピートして聞いていたというのは事実。
Wの歌唱力の凄まじさ、本人達が「運命の出会い」と認めるのもうなずけるくらい
絶妙なハーモニー、歌を聞いているだけで心がワクワクしてくる不思議な魅力。
ライブが楽しみだったことは言うまでもありません。
でも、やっぱりライブの最初から最後までWを堪能したい・・って言う気持ちが・・・
(しつこいけど、やっぱり。。)。

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ライブは娘。@福井の翌々日ということで、その余韻がまだ残っていて、
家の机の上はソロうちわが占領されたままの状態。今年はお盆休みもろくになかったし、
自分なりにも色々と頑張った夏だったと思うので、遅い夏休みだということで許してくれるハズ。
当日のライブ前だけは、矢○さんとか紺○さんのことはそっちのけで(ごめんなさい)、
とにかくWモードに突入。
アルバム鑑賞とか、ライブDVDのWを見てテンション上げたり。
サイリュウムを仕入れて駅東口へ。Zeppの前はもちろんのこと、
東口のペデストリアンデッキにもそれっぽい人がちらほら。
ちょっと到着が早すぎたので、なぜかサンプラザホールまで散歩。
後から考えれば、
ライブ前恒例のお礼参り?(040229おとめ組ライブ)にもなっていたようで。
会場まで戻る。
2階ファミリー席(指定席)だったので、整理券の必要もなく入場までおとなしく待機。
アイカフェ。亜依カフェ。Wモードは正常に機能していたみたいです(笑)。
まわりの客層は、6〜7割男性・2割ほど女性・他は親子連れ。
Wの曲に着目すれば、親子連れにもっとこのライブに来て欲しいのですが。
昼公演の様子が不明なので何とも言えませんけど。
ちなみに、本日の相方は2人おりまして、あいぼんのんあいぼん
入場直前にグッズ販売コーナーを見つけて、さっさと購入。
うちわとDVDパンフ、写真セット。
なんと、普通の写真セットはSOLD OUTで、
仕方なくリストバンド抱き合わせ販売(独禁法違反!??)の方を購入。
これも後から気づいたことですが、写真はこっちのポーズの方がお気に入りです。
のんのハートマークポーズは、娘。の曲とかラキチャ(ミニモニ。)でよくやるやつだし、
あいぼんの方は、こっちの方が大きめに写っているみたい。
はぁ、なんて自分はポジティブな人間なんだろうか(笑)。
ドリンク代徴収・メダル受領・チケット・爆弾チェック?、
今日ほどライブの入場口でテンパったことは無かったです(汗。
2階C列11番。
まるで映画館のような印象。
ステージまでの距離は、おとめとさくらのちょうど真ん中くらいといったところか。
その間にうごめいている 一階のオールスタンディングスペースは・・・
想像しただけで息苦しそう。。でも、Zeppのようなライブ会場は、
それも一つの魅力なのかもしれません。娘。のライブだったら、
親子席じゃなく、あの中で暴れたいですから(。。自分ってこんな人だったっけ???)。
右手に青・左手にピンク、ときどきV字。Wのライブは単純明快でよろしい!
曲目のリストは事前に知っていたので、Wが本格的に登場するまでは、
折らないで温存することも頭をよぎりましたが、
あまりにも工房のお子さんたちに失礼だと思って、暗転とともにボキッボキッと発光開始。

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・・・なにせ、ベリーズ工房 というユニットにはみじんの興味もないわけで・・。
一人学校行事の関係で欠席ってことも、MCで言われるまで気づかずじまい。
意識的に拒否しているわけではないのですが、どうも興味がわかないんですよねぇ。
しかし、ハロプロのライブには一種の慣習のようなものがございまして、
転調する部分とかサビへの移行とかのノリ方、BメロでのPPPH、
だいたい応用できるのが良いところ?とりあえず、失礼のない程度の応援はしたつもり。
MCで、やっと目当ての あいぼんが登場。おっと、のんちゃんもか(笑)。
このMCでWとベリ工が同じステージ上で並んだ光景を見て、
冒頭に書いたことを感じたわけです。
「大人になったなぁ〜〜」。
体のラインとか(エロ発想じゃないです!)、化粧(薄化粧か?)の見栄えとか、
立ち振る舞いの貫禄がアリアリ。娘。時には、かおりんやぐっつぁんなどの
本物の大人がいるので、どうしても気づくことができなかった一面。
そんな感動(単純。。)をしていたら、なんと新曲を披露し始めました。
そうそう、1曲目から感じていたのですが、ハロプロの曲は
Zeppには不向きなのかも。たまたまPAの調整が下手だったのかもしれませんが、
ボーカルが音割れしたり・でっかすぎたり・小さすぎたり・たまにハウったり。
ってのもあって、Wの新曲も初聴のせいもあってか、
どんなメロディーなのかよくわからず。。
でも、ノリの良い曲&ダンスがいかにも辻加護っぽくていい感じ。
Wに紹介されてベリ工が再唱。
ぶっちゃけ、2曲くらいで.......飽きました。。
やっぱりダメのようです。結局、名前も忘れちゃったし(汗。
ダンス鑑賞と、一階のヲタ見物で時間が過ぎていきましたとさ。
同じ2階の左方に、たった一人(まさに四面楚歌)でがんばっているベリ工推しの人が。
その人を見て、引いたというよりは、むしろかわいそうになり。。
せめて周辺にあと2人くらいベリ工推しがいれば、その人はもっと楽しめたんじゃないかと。
親子席の何とも言えないストレスは福井で体験済なので、よけいに不憫に思いました。
(↑こういうことを考えられるほど、ステージへの意識は低かったわけで・・。)

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やっと!!!!Wのライブがスタート。
恋のバカンス の前奏で、一気にテンション上昇。やっぱり歌が上手い。
振りも息がぴったりあっていてきれい。
間奏部分で気づいたこと。
辻ちゃんが一番魅力的に見えるポイントって、
22°もとい、左斜め45°くらいじゃないかと。なんとなく。
あいぼんは、・・・360°OKってことで(笑)。
加護@後ろ姿 がお気に入りという変わり者の意見ですから。
センチメタルボーイ。これも前奏が憎いですなぁ(笑)。
「ツー・ツー・ツー・ツ・トー・ツ・ツー・ツッ」って、
このハモリはとろけそうでした、マジで。
つづいて、以前テレビ番組で大先輩ピンクレディーと共演した サウスポー。
ピンクレディー世代ではないのですが、それでもこの曲の振りは超有名なので、
Wがそれをどう魅せつけてくれるかとても楽しみでした。
拝見。
カッケ〜〜〜〜!!
唯一ケチをつけるとすれば、背が低いから迫力が無いかなぁ・・・くらい。
サイリュウムを振るよりもずっとステージ上の二人に見入ってしまいました。
なんか、水戸黄門っぽい寸劇をやってましたねぇ。
のの の客席との掛け合いもいい感じ。
あいぼんは太ももか。。意味深な台本を書かなくてもいいと思うのですが・・。
ここでも、「怖いもの=中澤さん」のかけ声が(笑)。
ぴょん旋風を巻き起こしたミニモニ。デビュー曲。
どうせなら、あいぼんも一緒に歌えばいいじゃん!
GET UP!ラッパー。
どうせなら、のんも一緒に歌えばいいじゃん!
ラブマ。
なるほど。はい。へぇ〜。いや、そんな、悪かったわけじゃなくて、
やっぱりこれは、モーニング娘。が歌わなきゃダメですな。
辻→加護→ベリ工の誰か(汗)のL字3連発は新鮮でおもしろかったけど。
南国風の ピリリと行こう。
この曲はなんとなく知っていたので、一番ノレた気が。
ふつーに良い曲だと思いました。はぁ。。。なんか申し訳ないです。

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さ〜て、ここから楽しいはちゃめちゃなトークを繰り広げるのは〜??
ダブルユーで〜す!!ということで?、長めのMC。
最近のマイブームは「ハイ〜〜(文字表現不能...)」らしい。
のん「楽屋が二人だけだからさぁ... なんか寂しいよね!・・あっ...じゃなくて、...(汗」
で、わかりやすいほど凹む あいぼん
やっぱり後ろ姿がかわいいです(変態?)。
すぐにショートケーキが出てきたような笑顔に戻りました。
立ち位置の左右について語る W。それに対して「なんで〜〜?」と突っ込む客席。
こういうのを受け取って反応してくれるのが、この二人の良いところ。
おそらく、やぐちさんから教わったんでしょう(なんの根拠もない推測)。
クイズ。親戚ではないけど、魔法は使えるらしいです。マキエルのお弟子さん!?
見事に猫になっちゃって・・・。
テレフォンテレフォン??
ののがカミカミだったので、いったんCM。
実写版のトステム×2(笑)。「日本の窓が変わるぅっ!」の横っ飛び。
アカペラ「白い色は恋人の色」。
しばらくお目覚めソングとしてお世話になった大好きな曲。生声はやっぱりきれいでした。
「ふ〜るさと〜の------」のハモリは、時間が止まったような感動が。
いっそのこと、これからのWツアーは、
全曲アカペラ、あるいはアコースティックなんて・・・無理かなぁ。
ライブツアーでそれが困難なら、
トークショー・ディナーショー・ものまね大会 という名目で全国行脚とか。
後浦なつみとか、訳わからんパートナーシップとか言うのも良いけど、
Wには、多彩な才能を発揮できるような変化球ツアーを企画してもらいたいです。

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「カ〜ギカ〜ッコ〜〜〜」「足跡が〜〜、・・・・・」。
もう言うことないです!溶けまくり。
んでもって、Winkの名曲 淋しい熱帯魚
腕の振りがなめらかだったり、背中をくっつけて歌ったり。
またまたしつこいようですが、歌声が心地よい。
本編ラストに ちょこっとLOVEプッチモニファンには大変申し訳ないのですが
タンポポファンとして心中お察し申し上げます。。)、
Wにぴったりの曲だと感じちゃいました。
もともと市井も保田もごっちんも、この曲を歌うときは年齢に関係なく(毒か)、
とにかく子供っぽくはしゃぎまくっていたので、
そんな感じが、Wの二人にすんなり当てはまるんだと思います。

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なまず?(じゃなかったみたい)がピンスポットを浴びる中、
びみょ〜なアンコールを経て、 あぁ いいな!。
W(ダブルユー)」って、良いネーミングだなぁ。あらためて。
スキップだか小走りなんだかわかりませんが、そんな感じのダンスが好きです。
ラストソングの定番、でっかい宇宙に愛がある なんだけど・・・。
まぁ、ファミリー席だから仕方ないか。会場全体が一つになれるように、
わざわざサビを何回もリピートする構成になっていて、振り付けも単純なんだけど・・・。
前述のベリ工推しと自分達くらいか? はりきって2階で手を振りかざしていたのは。
あいぼんが、わざわざ
「みんなで一緒に〜〜〜!」「2階の席も ばっちり見えてるよ〜〜〜!!」って煽ってもダメ。
そのおかげで、あいぼんと目が合った(ような気がするけど、おそらく本当・・かも)なら、
それはそれで良かったということで。
おみやげに蔵王チーズと、今すぐにでも食べたいタン塩(またもや辻カミ)。
ハロプロでは、仙台と言えばこの二つなんだろうか。
かおりんミキティガキさんもそう言ってたような(記憶違いの際はご了承を)。
 ライブ終了後、話題のタン塩を食べて、
Wが最後のMCで言っていた「明日も 良いことあればいいな!」を思い出しながら、
楽しい1週間は終わりを告げようとしていました。

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自分がベリ工に興味がないからさぁ、・・・という単純で大人げない理由ではなく、
「W」と「ベリーズ工房」、それぞれ独立でライブツアーをやった方が、
お互いのためにもベターだったんじゃないでしょうか。
一緒にライブをやる積極的な理由・コンセプトがあるのかもしれませんが、
少なくともこのライブでは、そのような意図を感じることはできませんでした。
ただ単に、歌とMCを平等に交互に織り交ぜてライブを成立させているだけ、みたいな。
強いて挙げれば、辻加護の大人っぽさを実感したということくらい。
見ているこっちも、どこかしら消化不良というか、若干の興ざめのワンシーンがあったり。
Give Me Up・月影のナポリ とか、実現希望中の 真夏の光線 とか、
単独ライブツアーだったら、二人の歌をもっとたくさん味わうことができたはず。
もしかするとベリ工推しの方々にとっても、
「Wなんかと一緒にツアーまわったら、ベリ工が出てくる時間が削られちゃうじゃないか!」
って怒り満々かも。
このようなミックス型のライブは、年2回(?)のハロプロコンで十分では??
もっと、メンバー個々の才能・時間というものを尊重して、正々堂々と勝負して欲しいものです。

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【参考・備忘録】曲目リスト
1.あなたなしでは生きてゆけない
2.ファイティングポーズはダテじゃない!
《MC》
3.ロボキッス
4.ハピネス 〜幸福歓迎!〜
5.蝉
《MC》
6.友情 純情 oh 青春
7.ピリリと行こう!
8. 恋のバカンス
9.センチ・メタル・ボーイ
10.サウスポー
《小芝居(辻・加護・清水・徳永・嗣永)》
11.ミニモニ。ジャンケンぴょん!(辻・菅谷・石村・夏焼)
12.GET UP! ラッパー(加護・清水・嗣永・須藤・徳永)
13.LOVEマシーン
14.ピリリと行こう!
《MC》
《アカペラ:白い色は恋人の色》
15.渚の「・・・・・・」
16.淋しい熱帯魚
17.ちょこっとLOVE
=アンコール=
18.あぁ いいな!
19.でっかい宇宙に愛がある