おにぎりとNINNIN

休みなので、まったりと朝まで(世間的には夜)爆睡。今年の24hテレビはどうでもいいので、他の番組をザッピング。スマステで指がとまった。シーズン的に「どうせ同じようなオリンピックの話題で終わるんだろうなぁ」と興味薄でなんとなく見ていたら、ちょっと面白い話題が。

卓球福原選手の父親がおにぎりを差し入れようと会場入りしたときに、「それは爆弾ではないか??」と疑いをかけられたとのこと。
間に合わせの建設で防犯上の問題が多々指摘されていたことの過剰反応と見るべきか、極めて妥当な判断と見るべきか。極論すれば一切持込禁止&身体検査をするのが最善なのだろうが、それをどのレベルまで緩和するかっていうのは難しい問題。どっちかと問われたら、おにぎりを爆弾と疑ったのは正しいと答えるかも。

オリンピックネタだけでなく、香取慎吾主演の映画(ハットリ君)の封切りがせまっているということで、忍者の特集も。新撰組といい伊賀忍者といい、香取クンは英語のベラベラブックに続いて、歴史のミリオンセラー本でも発刊するんじゃないの?『半蔵門のすべて』みたいな堅苦しい本は似合わないだろうけど。

ムササビの術は物理的に可能らしいけど、だったら実証映像で見せて欲しかった(笑)。あと、刀を背中に背負うのは腹這いになるときだけで、それには理由があって上から斬りつけられたときの防衛手段なんだそうで。時計は猫の瞳孔、家康を三河に無事帰還させたのが他ならぬ服部半蔵、黒船侵入。

一番興味深かったのは分身の術について。あれは忍者の側が分身を作り上げるんじゃなくて、相手を一種の催眠状態(場合によっては麻薬とかを使って攪乱させるらしい)に陥らせて、幻覚を見せることによって分身の術を成立させていたという説。コロンブスの卵(大げさか??)。短絡的に表現すれば、自分が強くなるんじゃなくて、相手を弱らせるという発想。

となると、正確には「分身の術」じゃなくて「幻覚の術」の方が適当だと思うけど、幻覚の術ってネーミングはカッコ悪いし、何のロマンも感じません。。