レポ part1「初ソロシングル!?」

センチメンタル南向き

もう、これですよ。これ!!まさに、この曲が今回のイベントを物語っている。そんな感じ。イベントで歌ってくれた3曲のうち、ラストに選曲された秘蔵の、いや、ある意味、禁断の曲(爆)。


「・・・センチ〜メン...タ..ル南向き♪を歌っちゃいます!(テレ笑」

メンタルのあたりをジラしながら言うやぐっつぁんに対して、客席からはどこからともなく「ぉぉぉぉ〜〜??!」というどよめき & 待ってました!の雰囲気。矢口さんはめちゃくちゃ照れてたけど、それにも増して、ものすごく嬉しそうに曲紹介していたのが印象的。すぐにスタンバイに入って、前奏の「わちゃごなどぅ〜♪」。

「手拍子、お願いします♪」

もう〜〜〜〜マジでその笑顔は最高級、これぞ矢口さんの満面の笑み。それまでの2曲とは180°異なり、ポップな曲調にあわせて、軽やかにステップを左右に刻む。
歌い始める2〜3小節?前のあたりで、やぐっつぁんのほっぺがピクっとしてニヤケ顔。ほんとに嬉しくてしょうがなかったんだろうなぁ。1秒にも満たなかったその極限的なハッピースマイルで、すでにおいらは夢の世界へ。「やぐっつぁん」が「まりっぺ」になった瞬間!とでも表現しておく(笑)。

歌がスタート。・・・ダメだ・・言葉で表現できない...綺麗な澄んだ声…そんなの昔から分かってるし・・・
あっ、こう言っちゃぁ失礼かもしれないけど、アルバム収録当時の歌声とはまったく別物ですよ(笑)。いまのまりっぺだからこそ発することができる、かわいくて、無邪気で、暖かい素敵な声。最初から最後まで楽しそうに、かつ真剣に歌い上げる矢口さん。

そんなこんなで、会場全体が幸せな空気に包まれながら、歌が終了。

「ありがとうございました。」と御辞儀をした直後に、

「うわぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜ヤバ〜〜イ」
おなじみの甲高い奇声(爆)。ステージの左脇に逃げつつ、右腕で目隠しをするように自分の顔にからませて、必死に真っ赤に染まった照れまくりの表情を隠そうとするセンチメンタルまりっぺ。拍手がなりやまない客席のファン一同。
「もぉ〜、ホントに、心臓が口から出そうでしたよ。」

なんとか落ち着きを取り戻したやぐっつぁんは、この曲について語り始める。

「この曲は、私の初ソロシングル…ん???…初ソ・ロ・きょ・くなんですけどもぉ、・・・」
もうこの際、ファーストソロシングルにしちゃって!!

「練習するために、久しぶりにアルバムを聴いたんですよ。」
んで、案の定、声がうすくて練習には使えないって思ったそうで。そりゃそうだ(笑)。結局、
「新たな気持ちで歌うしかないなって思いました。」
だそうで。

さらにサビの部分について、
「早口だと、噛んじゃうんでぇ〜。いっぱい練習しました。」


百聞は一見に如かずと言うけど、この曲に関しては「百読は一聴に如かず」・・・。おいらがどんなに一生懸命書いたところで、どれだけのことを伝えられているのか、甚だ不安であります(汗。

※念のため補足

センチメンタル南向き」という曲は、アルバムTANPOPO 1に収録されています。名義はタンポポの曲ということになっていますが、このアルバムには当時のタンポポメンバー(石黒・飯田・矢口)それぞれのソロ曲が収録されているんです。なので、実質的には、矢口さんの初ソロ曲なんです。なっちで言うところの「トウモロコシと空と風」。梨華ちゃんも、事ある毎に、この曲を持ち出して、恥ずかしがるまりっぺをイジるほどのお気に入り。
ちなみに、以前放送されていたラジオ番組「タンポポ編集部 OH.SO.RO!」では、タンポポの曲ランキングなのにも関わらず、「たんぽぽ」「恋をしちゃいました」などの名曲を抑えて、根強い人気でこの「センチメンタル南向き」が1位の座に輝いたという経緯もアリ。