バギーちゃんと地底人

タイ・プーケット津波のニュース・友人から借りたアロハロ高橋愛DVD。この二つに共通することは?実は、ドラえもんなのです。
後者は自分が勝手に思ったことからだから申し訳(汗。DVD中でテッテケテーが「バギーって何ですか?」との質問にとっさに思ったことが、「ドラえもんの映画(海底鬼岩城)を見ろ!」だったんで。バギーが、しずかちゃん始めみんなを守るために、憎きポセイドンに向かって身を捨てて突っ込んでいくという、涙♪止まらないわ〜の名シーン。
そう言えば、似たようなシーンがドラえもんの映画にもあった気が・・・・!!あれです。ドラえもんが、脱兎のごとくガスタンクに向かって突っ込んでいくやつ。「雲の王国」。
こう考えていくと、往年のドラえもんの映画って、地球温暖化とか西遊記・時空乱流など、大きなテーマにも関わらず、子どもにも理解してもらえて、かつコミカルなストーリーでみんなを楽しませてくれた。
そんな折に思い出したのが、あの映画。地底人バンホーさん?が出てくる「竜の騎士」。地震ではなくて彗星の地球激突が原因ではあったけど、地上のあらゆるものを一瞬にして根こそぎ無にした大津波が。連日報道されているニュース映像と、ドラえもんが焦りながら地下室を作る道具を出しているときの海の様子、ほとんど同じではありませんか・・・。
マンガの世界だから普通ではあり得ないような表現をすることが可能なんだけど、そのあり得ないことが現実の地球上で起きたってのが、なんとも残念というか感慨深いというか。折しも、声優人が一新されるというこの時期に。
いつからだろうか、ドラえもんの映画を見なくなったのは。極端だけど昔のドラえもんには、見た当時の子供心には気づかなかった壮大なメッセージが、もっと隠されているのかもしれない。未来から絶滅動物を救いにやって来るってことも、あり得ないけど・・・。