「できない」と「やらない」は別物

昨年NHKで放送された、ドラマ「ラストプレゼント」。再鑑賞にも関わらず、メッセージの強い内容にうるっと・・・。

「もう無理!私にはヨシロウがいないと何もできないの!こんなときにマンガなんて書けないよ〜!(泣)」
「じゃぁ、やめれば(怒)?あんたの代わりなんていくらでもいるわよ。ヨシロウがいないと何もできないなんて言って、本当はあなたに才能なんか無いのよ!」

ずっとポジティブな性格で引っ張ってきた今日子の情けない姿に、口数少なめで控えめな京子がズバッとキツイ一言。そんな京子が、後にはヨシロウに対する自分の行動のふがいなさを後悔して涙。
人間ってやっぱり弱くて単純な存在なんですね。だけど、「弱くて単純だから何もできない」んじゃなくて、「単純だからこそ、気持ちとか人間関係・雰囲気・ときには苦悩・逆境、その他あらゆるものを、楽しくて充実した人生を築くためのパワーにすることができる」。
これがきっかけかどうかはもはや覚えてないけど、自分のポリシーとして「疲れた〜」「眠い!」という言葉をなるべく使わないようにしよう!ってのがあります。もちろん、正真正銘疲れたり眠いときは別として、これらのフレーズを口走りたくなるときに「自分は本当に疲れているのか?もう何もできないんじゃなくて、ただやりたくないってことを自分勝手に思いこもうとして逃げているんじゃないのか?もっと必死にがんばっている人はたくさんいるはず。モーニング娘。だってそうじゃないか!(笑)」みたいなことを意識するようにしているのです。まぁ、この考えも度が過ぎると過労死とか自殺志向につながるので、そのへんは自分に素直になることが大切。
なんか重苦しい文面で終わるのもクリスマスっぽくない?ので・・・。駅の待合室で50分電車待ちをしていたシーンがあったけど、あんな感じでロケ中になっち&チャーミーがモーニング娘。論を語ったりしたんだろうなぁ、たぶん。つくづく、石川に娘。のリーダーをやって欲しかったと思う。