「平凡な 私にだって 出来るはず 」
シングル「そうだ!We're ALIVE」の中の一節ですが、ここを歌っているなっちがとても大好きです。
2004年1月25日(日)横浜アリーナ 「モーニング娘。の安倍なつみ」に終止符が打たれました。
残念ながら、デビュー前後の頃は存在すら知らなかった程度で、 「またテレ東の企画物かぁ」というイメージでしかなかったのも事実です。
そんな私がこんな風になってしまった(笑)のは、 おそらくその頃に培ったモーニング娘。の土台がしっかりしていて、 長年にわたってそれを維持しつつ、さらにパワーアップしてきたからだと思います。 その重要なオリジナルメンバーとしてモーニング娘。を一から創り上げてきた、
が卒業するというのは、やはり何かすごいものを感じます。(今回は素直に「卒業」という言葉を使わせていただきます)
あと、なっちの存在感というかオーラというか、なんかものすごいものを感じました。自分でも理由はわかりませんが、まさに、「THE モーニング娘。」。
ファンとして好きとか嫌いという次元ではなく、なっちが脱退したらモーニング娘。は真の意味での区切りがつくのではないかと思いました。(それは、遠い未来ではないでしょう。おそらく。)
・・・と気づくと、1年半前に書いたライブレポでも同じことを書いているんですね(笑)。 なっちに感じる「何かすごいもの」っていったい??そこが魅力なのかもしれません。
そして、真の意味での区切りは確実につくと今でも思います。 むしろ、これが歴史上の大きな出来事になってほしいくらいです。
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卒業発表前にリリースされたソロデビューシングルのときに、 何か大きな岩が動く音が聞こえたような気がしました。 大げさだ!!と思うかもしれませんが、 娘。を長く見続けている人にとってはみんなそう感じたはずです。
「ふるさと」では、なっちだけがボーカルをつとめる曲だったわけですが、 ASAYANの企画に利用された形(あくまで個人的な印象です)となって、 鈴木あみの「BE TOGETHER」とのオリコンランキング対決で、 みごとに惨敗してしまったという軌跡が、どうしても頭から離れないのです。
あのときの娘。の表情は、あまり見たくないものでした。マスコミでは 「安倍なつみの人気は節穴だった」とか、「モーニング娘。解散へ?」とか いろいろ書き立てられ、かなり凹んだものです。。
世間では、99.9.9発売のLOVEマシーンの大ヒットは後藤真希加入のおかげと騒いでましたが、 それよりも前作の「ふるさと」での経験の方がずっと大きかったと確信しています。
それ以外にも、後藤が先にソロデビューを果たしたり、 娘。メンバーで唯一、タンポポにもプッチモニにもミニモニ。にも属することなく、 かと言って娘。の曲でもメインパートをとることも多くない。 素人でもわかるほどにスタイルも・・・。
今でこそ翻弄されっぱなしのなっちスマイルも、 一時はその笑顔がムカついたことも正直ありました。 理由はよくわからないのですが、 いま考えてみると、おそらく仕事用に作った笑顔だったからなのかと。
本人も言っているように、なっちはいじめられっこだったということですが、 やはりまわりに嘘をついていたという身勝手さというか、 そんなことが影響していたのではと勝手に推測しています。
でも今は、「なっちが嫌い」と言うのを、耳にしたことがありません。(逆に、「矢口ってムカツク!」と言われることが比較的多いのが残念。。。)
そんななっちが、紆余曲折を経て誰もが認める形で見事にソロデビュー、 そして数日後に発表された卒業。 娘。ライブではもう見ることができないと思うと・・・
でも、とてつもない存在感と、常にファンを大切に考えていてくれるなっちなら、どんな環境でも同じ感動を与えてくれると信じています。
寂しさがまったくないと言ったら嘘になりますが、 とにかく、おめでとうという気持ちでいっぱいです。
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この際なので、モーニング娘。安倍なつみで印象深いシーンを箇条書きで。(可能な限り編年体)
- メンバーを追加すると聞いて、少々怒り気味の表情@ASAYAN
- FM番組「お願いモーニングコール」での、福田明日香との数々の時間
- 「Memory 青春の光」冒頭の矢口とのハモリ
- 「ふるさと」での、行動すべて(練習・出演・落胆)
- マロンメロン結成@FM番組「お願いモーニングライダー」
- 「LOVEマシーン」のブリッジ部分
- シャンプーCM登場・「トウモロコシと空と風」
- 「ハッピーサマーウエディング」での、「一生懸命、恋、しました。」
- 映画「ピンチランナー」でのトレーニングシーン・「私、走る!もう絶対逃げない!」
- 「I WISH」で、新メンバーの後ろでも一生懸命に歌う自信満々の先輩メンバーたち
- シドニーの△△ブリッジ(名称失念)での、なりまりコンビ
- 24hテレビスペシャルドラマ「最後の夏休み」での熱演
- 「そうだ!We're ALIVE」での、「平凡な私にだって出来るはず」
- 「Do It Now!」での、最後のごっちんとの衝撃的なツーショット
- 「真ん中からこっち側のみんな〜〜、なっちの声はとどいてるか〜〜〜い?」@SUGO夏ライブ
- 「男友達」を歌っているときの空気@SUGO夏ライブ
- 「ごっつぁんからは、いっぱいもらった。ありがとう。」と涙で語った、意味深なごっちんラスト@横アリ
- 「これじゃぁ、みんなモーニング娘。が大好きになっちゃうね!」と思わず言ったという「ここにいるぜぇ」
- 03@グランディでの「AS FOR ONE DAY」と、そのときの髪型。
- エッセー。飯田との不仲を保田が解消してくれたとか、その他いろいろな事実の告白。
- LF「あなたがいるから矢口真里」でのバースデイ出演
- ハワイツアーイベント終了後での、かおりんとのツーショットトーク
- 「22歳の私」での勇姿
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最後に、ひとつ心配というか勝手な要望なのですが、 なっち卒業を見送った娘。のメンバー各自が、 「自分はアイドルだ」という異常なまでの強い意識を捨てて欲しい。
なっちは超超超超有名人だし、アイドルと言われても不思議ではないのは確かですが、 他方では、そのへんでごく普通に歩いていたり・(良い意味で)アホであったりという、 どこかしら芸能人らしくない面があると私は思っています。
モーニング娘。が今まで(個人的には02夏までと考えていますが)世間的に人気を誇ってきたのは、 その「普通なイメージ」が大きかったと考えています。ASAYANで娘。の活動風景が逐一放送されていた時代は、 自然とそういうグループだというキャラクターが形成されていたように感じます。
最近は、バラエティーに積極的に出演したり、ドラマでも活躍することが増えてきました。 それが悪いとは決して思いません。むしろ、うれしいことです。
ただ、 仮に現状の娘。に関して、かつてのASAYANのように裏舞台を放送しても、 きっとつまらない内容になるだろうと思うのです。不自然なプライドというか、安っぽい仲間意識というか。 最近のPVのメイキングビデオがイマイチ面白くないことからも、そう思います。
「不器用でも一生懸命努力する、ごく普通の人たち」を強調して欲しい・・・それがこれまでの モーニング娘。であり、 安倍なつみであり、 私の好きなモーニング娘。なので。
p.s.ラストライブ・卒業記者会見後のあな真里@LF。まさに完全燃焼といった感じでした。