「きっかけは…」第2回

「きっかけは、矢口真里。」〜 愛しさと悔しさと心強さと 〜


やぐっつぁんが「きっかけ」となった出来事、そんなの数え切れない。その中のひとつに、今回はスポットを当てて書いちゃうぞ。ちょっとマジメに。面倒な人は、一番下だけ読むと、それで済みますよ(笑)。

目標に向かって、めまぐるしくが時間が経過している今の自分。では、「一体、自分は今、何をすべきなのだろうか?」
長く・限りある人生において、「今」の自分がやるべきことって??もちろん、目指している資格に向けて精進するってのは当然のこと。でも、それだけで良いのか??・・・いや、むしろそれだけに特化してこそ、ようやく突破できるような壁に向かっているんじゃないか?そうやって迷っていることこそが、時間の無駄?

こんなことを考えていた矢先に、やはり例の件...なんかさぁ、いつもいつも矢口さんのエピソードをもってのは、自分でも「しつこいなぁ…またかよ。」って思うこともある。だけど、最近のおいらのことに言及するとなると、やっぱり避けて通れない。それほどあの日(4/14)の衝撃は、自分にとって大きなこと。

ここで、今日の本題。「きっかけは、矢口真里。」
御存知のように、「矢口真里さんモーニング娘。残留嘆願署名」という活動が立ち上がり、自分もさっそくリンクを貼らせてもらった。ご当人さん達の日記を読むと、徹夜でサイト作りをしたり、ライブ会場での署名集めのために、いろいろと準備をしたり。実に大変な作業を、日々必死になされていたようです。リンクを貼って紹介するくらいしかできないのが、とても申し訳ないという気持ちも募ってくる。

その準備段階で、こんな協力依頼が掲載された。
個人情報保護法に関して、詳しい方の協力をお願いします」
・・・単なる協力要請文と言ってしまえばそれまでだけど、おいらにとっては衝撃的だった。まさに、上記したような「今の自分がやるべきこと」。それに対する答えをドドォ〜〜ン!!を投げつけられた、そんな感じのインパクト。
「必死に準備をしている方々に、自分が何かできることはないのか??」、ずっとそう思っていた自分にとっては、ある意味チャンスだったのかもしれない。法律を学んだ身としては、ぜひとも協力したい、いや、協力しなければならない立場・役割だったハズ
でも、そのときの自分は、すすんで協力しようとは思わなかった。むしろ、協力できなかった。自分の無力さを実感。きっと、実務で個人情報を取り扱っている人の方が適任だし、何よりも、責任を持って法的知識・ノウハウの支援をする自信がまったくなかった。なにも、今回の署名企画は、大きな利権が絡んだり、どっかの企業の生死をわけるような重要事項ではない。だから、プロ並みのことは求められていなかったのかもしれないけど、それでもあのときの自分には、微塵の協力すらできなかった。

すんごく悔しかった。

確かに、「個人情報」という特殊分野がたまたま未知だったというのもあるけど、そういう問題じゃない。いまの自分には、そうやって世間に役立つ・協力できるだけの「武器」が無い。法的解釈とか、会計的思考とか、そういう土台はあるのかもしれないけど、ただそれだけ。「何ができるんですか?」・・「何もできません。」。終わり。むなしいぃぃ。。
プロ並みのことは、実務経験がないとできないのは当然だけど、素人なりに自分のやってきたことを最大限に生かして何かするくらいは出来るはず。それを責任もって遂行するには、それなりの武器がないと、その背景の「自信」につながっていかないし、究極的には「単なる知識自慢」というしょぼいレベルで収束してしまうんだよ、きっと。

やぐっつぁんの件に話を戻すと、あのとき、仮に個人情報保護法に関する知識がゼロだったとしても、自分に「武器=自信」があれば、徹夜してでも必死で文献を紐解いたり、ネットであれこれ勉強したりできた。それができない自分の弱点、そして「今、自分がやるべきこと」に気付いたきっかけが、この署名活動の中にあったんです。
そう、矢口さんは、おいらの慢性的な疑問への答えに導いてくれた恩人。やっぱり、おいらの人生に、あなたは欠かせないよ。

長っ、(汗。まぁ、一言でまとめると、
「署名活動には、何の協力もできなかったorz...」ってこと(泣。
そして、きっかけは、いつも、やぐっつぁんです!!!