“駅前”

昨日に引き続き、都会と田舎の認識違いみたいなことを。


“駅前が最も賑わっている!”っていう考えは都会人的思考。
たかじんのそこまで言って委員会』で辛坊さんが相馬駅前に、『ミヤネ屋』では宮根さんが石巻駅前に行って、
「歩いてる人がいない…」だとか、「賑わってない」「活気が無い」と、未だに震災の痛手から立ち直ってないみたいなことを言ってた。
震災前からそんなもんですよ。賑わっているのは、車でしか行けないような郊外にあるんです。全部が全部そうとは言わないけれども。
っていうか、冒頭に書いた“駅前が最も賑わっている!”というのが誤り。
まずそこを理解してもらわないと、被災地復興とか町づくり・インフラ整備の論議に続いていかないと思うのです。


テレビ番組の企画構成から、復興庁云々の議論を考えることもできる。地元のことは地元民に決めさせてほしいんですよ。
“同情するなら金をくれ”という名台詞。なにも、ふてくされてるわけでもなく、偽善だとかそういう意味合いではなく、
都会(東京・永田町・官邸・霞ヶ関)の人達には理解し得ない地元の事情ってのがあるんです。
逆もそう、田舎者には、都会の事情はわからない。だからイライラが募るんだよなぁ…。