ワンクリックで発電所

シムシティで故意に災害をおこして街を壊滅させるなんてもうしませんm(_ _)m


現実を知るにつれ、だんだんと自分が「被災者」と呼ばれることに違和感を覚えてきました。


仙台市は、東は津波で壊滅した太平洋沿岸から、西は奥羽山脈山形県境まで、横に長い区域なんです。
かなり大雑把に言うなれば、
もしも仙台東部道路よりも海側のエリアが仙台市とは異なる別の地方公共団体だったとしたら、仙台市は全国ニュースで報道されることは無かったんじゃないかと思います。
盛岡や福島・郡山の商店街が賑わっている様子なんかニュースにならないじゃないですか。仙台の海沿い以外の地域も同じこと。


確かにおいらのアパートは1ヶ月以上ガス復旧の見通し無しという状況だし、
まだ水道が不通の場所も多々あります。ガソリンも食料も普段通りには買えません。
でも、あえて言えばただそれだけです。

海沿いと山沿いとの状況が雲泥の差。文字通り、海沿いは一面泥だらけ。


被災者の括りには入るのは否定しません、むしろ被災者ですよ!
心配してくれたり応援してくれる気持ちはもちろんとてもありがたいし素直に受け取りたいのですが、
でも、あたかも
仙台市全域が被害を受けて悲惨な状況に陥っている
 ↓
街中に活気が出てきて復興は順調に進んでいる!仙台市はもう大丈夫だ!
と捉えられるのが不本意というか…なんか違うんじゃないかと思ってます。


(おいらも含めて)田舎者にとっては、横浜も大宮も千葉もあのへんは全部「東京」と呼んで都会人に揶揄されるのと似ているかもしれません。
そういう視点で「仙台」ひいては「宮城県」を見守っていただけたら、ニュースの見方も変わってくるんじゃないかと思います。


無謀な買い占めはやめて下さい。
でも、みなさん、緊急用の物資確保は各自してくださいね。今からでもすぐに!
明日は我が身ですよ。巨大地震・巨大津波が起こる確率が0%なんてあり得ないんですから。