「後藤真希 LIVE TOUR 2006 〜G-Emotion〜」@桐生市市民文化会館 シルクホール(11/23)(その1)
総論書くだけで長くなってしまった。。
ありきたりな表現だけど、
“ごっちんは やっぱりライブだよなぁ!”
これに尽きる。モーニング娘。とか あややとか、そういう他のアーティストでもライブでしか伝わらないあれこれがあるのは十分理解しているつもりだし、実際行ってみてもそう感じる。
だけど、ごっちんに関してはワケがちがう。
「ごっちんを評価するなら、ライブ観てからにしてくれ!!」(せめてDVD!)って言いたいくらい。
そう自分で思ってるからこそ、桐生まで足を運んだわけで。
CDで聴いててイマイチな曲でも、ライブでは大化けすることなんてザラ。ごっちんって、楽曲勝負というよりは ライブパフォーマンス勝負という心意気を感じるのでありますよ。
あと、もひとつ。
去年も感じたことを再び。
まぁ〜なんつうかーーー
やっぱりおいらの認識だと ごっちんは「アイドル」だったってこと。
あり得ない・・ウソくさい・・でもホントなの♪ みたいな。
ヤバかったっす。
ハロプロでナンバーワンの「アイドル」は ごっちんだとずっと思ってきた。
今回もその認識は変わらず。手の届きそうにないくらい遠くにいるのに、妙な愛着を抱いてしまう存在。
極論すれば、「ごっちんの握手会とか興味ない」ってことかな。リアルに近くに表れて欲しくない感じ。
もし目の前に表れたら、、硬直すると同時に…あまりのかわいさに脳みそが吹っ飛ぶかもね(笑)
ニギニギしたい!(←誰だよ興味無いって言ったのは…)
ダンサーとの調和とか
あのさー、、、「比較しないで!」っいうのが無理な話じゃん・・。
脇役なんだか主役その2だかわからん重要な役回りをしてもらって、
5人でステージ上で一斉に会している光景はなんとも微笑ましくもあり、頼もしくもあり。
お互いがお互いのライブを観た感想とか、めっちゃ興味あるんだけど!
(そもそも、お互いのライブの様子を知っているのかわからんが…)
プロと素人
べっちょないバンドについては かなりの愛着を持てるまでに至ったけど(そりゃぁ、4公演も観たらそうなるわなw)。
ごっちんの方のダンサーのみなさんについては、、ちょっと遠かったなぁ。心の距離が。
(あと、、“べっちょないバンド”のように、ごっちんがダンサー陣をネーミングしてくれていたなら、、レポも書きやすかったかも…)
もちろん今回の ごっちんのライブには無くてはならない重要な存在だった。
あややの べっちょないバンドと違うのは、ずっとプロ級のパフォーマンスを提供し続けていたってこと。
べっちょないバンドの場合、自分のプロ級パフォーマンス云々である楽器演奏のほか、あややと一緒にフリツケつきで唄を歌ったり、飛んだり、踊ったり・・・トランペットとかトロンボーンがサイリュウムに見えた瞬間w
そういうところは専門外の ど素人だったわけで。客席にいるおいらたちとなんら変わらないんですよ、そのへん。
なのに、結果的にはそのべっちょないバンド(っていうかナベさんw)の振り付けが、ライブツアーを経るにつれて 客席のファンの側が真似し始めたり。あややの面目丸つぶれやん(爆)。結局は あやや本人も採用することになってるしw
そのへんが楽しくて楽しくてしょうがなかった。いわば、べっちょないバンドは客席のファン一同の代表のような感じ。亜弥ちゃんLOVEの代表としてステージ上でライブを盛り上げてくれた、そんな感じ。
対してごっちんのダンサーさんたちだと、
一緒にフリマネされたところで、その振り付け自体がプロ級のエキスがいっぱいで、、カッコイイのよ! 単に腕を大きく左右に振っただけで、、単に頭の上で手拍子をするだけで。。
それ自体が彼らのプロ級パフォーマンスの一部に感じてしまって、、そこに心の距離を感じずにはいられなかった。「一緒に楽しむ!」というには恐れ多い感情が観ているこっち側にあって。
ダンサーさんたちが プロ級であるがゆえの抵抗感。皮肉なもんで。
でも、ライブ全体を通して感じたこと↓
“楽しかった”というより、
“うわぁ〜〜すげぇよ ごっちん!!”楽しさ < 圧倒されまくりの魅力・迫力・実力…かわいい♪
「楽しかったぁ〜〜!!」って叫びたい感情は、ほんと、あまりわかなかったんですよ。
実力・迫力に圧倒されまくりで、「・・・とにかく、、すげぇ!」って。
そう考えると、ステージ上では何から何まで「プロ」のパフォーマンスで一貫してたのはむしろ良かったのかも。あのステージに「素人っぽさ」は不要だもん。
べっちょないバンドが(時にはあやや以上に)ファンの心に刻み込まれている所以は、「素人っぽさ」ゆえの親近感だったと思うけど、
ごっちんのダンサーさんたちには、そういうの感じちゃ失礼なのかも。
もちろん、一体感とか仲間意識ってのは抱けるだろうし、そういうのを持てたらお互いにとって幸せだと思う。
だけど、相手はプロ、こっちは単なる素人の客。そのギャップ・実力の差をいい感じで理解し合えたら、べっちょないバンドとは異質の絆が作られるんだと思う。
いかんせん、ごっちんコン1回のみのおいらには無理な話。。悔しいよ。名前すら知らないし_| ̄|○
もっと彼らのこと知りたかったなぁ。プロとして。べっちょないバンドは、、一緒に客席で「あ〜やや!」ってPPPHやっても違和感ないだろうな(爆。
「進化」
あややのライブで盛んにスローガンのように言われてきた「進化」という言葉。あやや本人はもちろんのこと、客席で観ているファンの側も一緒に進化しようよ!
ごっちんのライブでもその「進化」ってのを否応なしに要求されているのだとすれば、あのすげぇーパフォーマンスに真っ正面から立ち向かえる気持ちと自信。ごっちんへの愛情の強さ。そういうところなんじゃないかと。
「亜弥ちゃんと一緒に!」というのはしっくり来るけど、「ごっちんと一緒に!」って・・明らかにごっちんは進化済だからな(汗。
こう書くとあややのレベルが当初は低いのか!と思われそうだけど、、そうじゃない。
あややの場合は一緒に作り上げていける喜び。あややもそういうチャンスとか隙をファンの側に提供してくれている気がして。おいらたちなんかがあややの成長に協力できるチャンス。
ごっちんはそんなチャンスくれないんだって。。っていうか、無理。すげぇーんだもん(汗
現在進行形のパフォーマンスを「一緒に応援する・作り上げる」のが あやや。(過程重視)
完成されたパフォーマンスに「必死に反応する・評価する(絶賛する)」のが ごっちん。(結果重視)