「歌えません!」

ピン!と来た。

そういえば、宮城では先々週だったか?・・「きら☆レボ」で、こんなストーリーが。

諸事情により、スーパーアイドルの 春ちゃん きらりちゃんが高熱の風邪をひいてしまい、歌番組の生放送に出演不可能に。そして、これまた諸事情により きらりちゃんのお兄ちゃんが 女装(もともとルックスがそっくりな兄妹)して代理出演(←っていうか詐欺…)したって話。

結末は、留学から一時帰国という身の お兄ちゃんが“「恋☆カナ」を唄えない(=知らない)”ということを本番の前奏が流れてから気づくというマヌケなオチで。


でも、ここからが泣ける話。

そのきらりちゃんに扮したお兄ちゃんが、歌詞も何にも知らない「恋☆カナ」を唄えぬままBメロまで進んだあたりで、満員の観客を前にして

「私、喉の調子が悪くて 歌えないんで〜〜〜す!!☆」

って真相をぶっちゃける。ただし、変装していたことは明かさず(笑)。このへんは気にせずにいきまっしょい!?・・アニメですから。


そこでの観客の反応。

まさに今、あややに対して向けられている言葉そっくりそのまま。


この生放送の様子を、自宅療養中のきらりちゃんがテレビで見ていて、ファンの声に号泣。。。

おいらも、なーさんと一緒に うるうる。。

もしも、相模大野の会場で、

あやや本人がステージに出てきて 事情説明していたら・・・

いろんな意味で、ものすごい空間と化していただろう。声援も飛べば、罵声も飛んだかも。あややはどうしてただろう? 土下座?そんなの見たくないし。 ステージに出たからには、彼女のことだから歌ってたかも。

でも、それも「ライブ」なんじゃないかとも思えて。極論だけどさ。
なにも、謝罪する姿を見たいとか、痛みに苦しむあややを実際に見ておきたいとか、そんな邪な心は微塵もなくて。ただ、やっぱり「会いたい」、それだけ、それだけで。せめて。これもわがままなんだろうか。ファンのエゴなんだろうか。

アニメの世界ではあったけれど、パジャマ姿で病床についていた きらりちゃんの涙には、ファンとの絆のエキスで満たされていたと思う。

青いイナズマが・・

偶然にも、相模大野コンの日の夜に放送された「古畑」。そこでも、SMAP(←ドラマ上の設定は犯罪者)への黄色い声援の凄さに 古畑さんが感銘を受けるシーンが。
ちなみに、そのドラマでライブ中止の事情説明をしたのは、直近のマネージャー。


これと言って、オチはありませんm(_ _)m

p.s.

きらりん☆レボリューション」、なかなか意味深なストーリーが多いんですよ。
http://d.hatena.ne.jp/cokon/20060924#p1
http://d.hatena.ne.jp/narit/20060905#p1