2003〜4年 モーニング娘。さくら組 初公演 〜さくら咲く〜」@岩手県民会館 夜公演

 パワフルでとにかく楽しかったおとめ組ライブから半月余。
しかし、あえて表現すれば、そこはアウェーのグラウンド。
やはり、自分の気持ちに嘘はつけません。
それは、アウェーが物足りなかったということでは決してありません。
自分にとって大切なものは、他でもないさくら色のホームグラウンドにあるということ。
モーニング娘。さくら組

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今回は、いきなり総評を。
さくら組のみなさん、楽しくて感動的なライブをありがとう!!」
どの曲で誰が来たというのはあまり思い出せませんが、
すぐそこに、マイクを握ってはじけまくる娘。たちが。
ステージまで4〜5メートル位の距離なので、
こっちも必死に応えないとあまりにも失礼です(笑)。とにかく近かった。
おとめのときは、黒目がどうのこうのと書いたはずですが、そんな次元じゃぁなく、
普通に会話ができそうなところに、さくら娘。が何度も煽りに来てくれました。
ほんとうにありがとうございました。
それに関連して感じたことをいくつか。
いつもちっちゃい矢口さんも、この日は不思議と大きく見えました。
モーニング娘。さくら組 2代目リーダー 矢口真里
きっと、自分の身を削ってでもこのライブツアーを成功させなければ!!
という重い責任を、たった一人で勝手に感じていたんだろうなぁ・・・と思うと、
先日の感染性腸炎ダウンの件もあってか、ますます愛着が持てます。
むしろ、「尊敬」に近いのかもしれません。
「がんばっている人を見ると、自分はまだまだダメだなぁ。。って思うんですよ。」
と、しばしば言っている矢口さんが、一番がんばっていると思いますよ。
ちなみに、このフレーズは自分の座右の銘っぽかったりします。
ダメとは思わないけど、まだまだがんばれるはず!という自分への景気づけとして。
それとは対照的?に、めちゃくちゃかわいい!と思ったのは紺ちゃん
客席のファンが楽しんでいるのはもちろんなのですが、
紺野本人が最高に楽しそうに手を振っていて、そのときの笑顔にやられました。
さらには、意外にも(と言ってはヤバイか)よっすぃ〜が男前・・・じゃなくて、
女性として綺麗でカッコ良かったこと。写真とかテレビ写りが悪いのかも。
それでも、上記二人にはかないませんが。
愛ちゃんこと高橋の、素直な笑顔と汗も印象的でした。
っつうか、汗拭こうよ(汗。あれを武器にするのはズルイですよ(笑)。
ほんとにあの人は、とことん嘘をつけない人だから。
ミニモニ。とは思えないほどに、背が高かったと思ったのは自分だけ??
あいぼん・亀ちゃんことえりりんこと亀井は、あまり近くに来なかったような。たぶん。
 かつてのおマメであるガキさんは、、えぇ〜っと、特になし(笑)。
あくまで、「至近距離に来たことに関して」だけの感想なので。。

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 出発前から妙な緊張感。先日のおとめ組を修学旅行前の心境に例えるなら、
さくら組はデート前の心境といったところなんでしょうか。
席が近いということを承知だったのも、余計にそのドキドキ感を増す要因に。
 そんな不思議な心理状況のまま、グランディ21にあいさつをした後、
開場2h前に岩手県民会館に到着。
グッズは、さくらの大うちわと生写真セット。
さらに、会場限定生写真セットを連番相手と中身分け。
そのさくら色のうちわさえ、見るのがなんか照れくさい。。
明らかにあのときの自分は、(ある意味)変態に近かったのかも(笑)。
頭の中が矢紺ばっかりで。
 昼のさくらんピック限定ポスター配布コーナーも設置されはじめ、ぼちぼち入場整列。
大ホール前の大階段、
あれは設計ミスだと感じたくらいに、理性はまだ残っていたようです。
 1階6列5番。心配していたとおりLスピーカーの真っ正面でしたが、
そんなことはもうどうでも良くなりました。
超超超超いい感じの至近距離だったため、双眼鏡もさっさとオサラバ。
 開演まで、ひたすら緊張していたせいか、あまり覚えていません。。。

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 「さくら色〜〜♪」始まってしまいました、さくら満開
もはや、ボルテージも高レベルまで行ってしまったみたいで、
やるつもりはなかった L.O.V.E.愛ちゃんコールをしている自分がいました。
でも、やっぱりここでは要らないよなぁ。テンポに合ってないし(汗。
ツアー中に話題だった紺野扇子吹っ飛び事件もなく、一安心。。あせる姿も見たかったかも。
 スピーカー等の陰になってしまって、よく見えないときも若干ありましたが、
ずっとそこにいるわけではないので、見える範囲のさくら娘。たちを必死に応援・・・
とは言っても、ほとんどはあの二人だったのは否めません。
「決心は もう固いのよ〜♪」感動。
 そんな雅なイメージをみごとにぶち破って、
ここにいるぜぇ!のハイテンポベース音が、心臓にダイレクトに響いて参りました。
ドンドンドンドンドンドンドンドンドドドドドドドドドン!!
うぅぅ〜〜〜〜音響ははっきり言って最悪の席。
今日は「聴く」ライブではないことをここで再確認してからは、
もうまわりと一緒にぶっ壊れモードへ。
 それにしても、さくら満開の衣装であれほどはしたないダンスをするのは・・・・
最高でした(笑。だって、あり得ません!あんな状況は。さくらライブ限定のやんちゃ娘。。
 MCで多用されていた「ラスト」という言葉。なんとも良い響きで。
 7AIRの高橋をして名曲と言わしめる曲・・・あまり覚えてません。
おそらくじっくり見入ってたと思われ。
 モーニングコーヒーの前奏が。
その頃から、あいぼんの表情がなんとなく変だったんですよねぇ。
いつものあいぼんスマイルがなく、おびえてるというか緊張しているというか。
隣席の相方曰く、泣きそうだったと。
気のせいかと思っていたのですが、たぶんマジで。
その後の曲を聴いて納得。
 伝説のなっちパートに対する、計り知れないプレッシャーがあったのではないかと。
そりゃぁ、なっち推しにとっては許せないことかもしれませんが、
そのパート割りを決めたのは、加護ちゃんではないわけだし・・・
大好きな安倍さんの後を継いで、必死に心を込めて歌っているわけだし・・・
というわけで、ためらいもなく 元祖なっちPPPH をあいばんVer.で。
幸いにも、この会場はポジティブな人が多かったようで、
ものすごい声量の「あ〜いぼん、ハイ!」が、会場内にこだましました。
娘。ファンじゃなければ理解できない、奥深い感動場面でした。っていうか、
もともと、148推しの絶対数が多かった気もするけど。
 恋レボ。特記することはなく、、定番だけど、
そろそろ古典的な部類に入るんだろうと感じてしまう。
いや、決して悪い意味じゃなく。
無意識に会場がひとつになれる曲とでもまとめておくことにします。
 抱いてHOM、やっぱりノリが歌詞とあってない〜〜!!
けど、なぜか合ってしまうというおとめサマナイパターン。そもそも、この歌詞って
あの年代の女の子が口にするフレーズとは、とてもじゃないけど(汗。
11WATER。。。
 「ひ〜とり〜♪の日も良いんだよ〜♪」
おとめ新曲は、ライブの経験があるのでノリやすかったのですが、
それよりも初見のPVに集中。
PVはさくら組の圧勝ですね。ギャグねらい?が微妙ですが。
「ゆっくり着席してご覧下さい。」
寸劇のために座ろうとした頃には、もう暑いのなんのって。

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寸劇は見どころ満開・・満載でした。
さっそく登場の、亜依愛コンビ あいちゃんず?。けっこうイケてる吉澤新垣コンビ。
その4人の、いきなりのツップリツップリツップリ。
そこに加えて転入生亀井。
どうやら、その日は終業式で、日直はガキさん
「最後まで がんばっていきまっ“さくら”」らしいです。
でも、戸はちゃんと閉めましょうね(笑)。
そんな教室にMiss紺野先生。
そんなにリピートしなくても、あなたはvery beautifulですよ。
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ンの指揮をしている姿で、それは実証済。
購買の矢口おばさん? へぇ〜 へぇ〜 へぇ〜 。
おばさんキャラは違うかもしれないけど、娘。の中ではおそらく
あういう先輩として、いじられ慕われているんだろうなぁ、と得意の妄想発動。
仲裁役が妙に似合う。卵を買う光景って想像できません。
「あとか べとか なとか つとか み っていう人」、そこまで分解しなくても(笑)。
それにしてもテレドラの番宣、黒髪なっち、ピアノの練習とか、
あれってたぶん、親友なっちのためのアドリブですよね、矢口さん?
あと、落語家矢口、成功して「よっしゃ!」と素直に喜ぶ姿もライブならでは。
ひそかに、あいぼんのモノマネって似てる気がするんだけど・・。
制服組5人が右方で演技しているとき、中央左手でそれを見守っていた
矢口紺野ツーショットにフォーカスを合わせていた人は、どの位いるんだろうか。

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 無事に?終わってラブマ。相変わらず、この曲のサビの一体感はすごい。
YMCAぐらいにそろっているんじゃないかと。
 するめ?のような シャボン玉。さくら組Ver.もやっぱり一味違いますね。
高橋がいると、どっしりとした重厚なイメージに。
ソプラノも重低音もこなせる器用なお方でございます。
あいぼんのロック声もギリギリOK。
全曲の中で、最多ジャンプ数だったと思われ。
まぁ、音が割れてたので飛ぶしかなかったのかもしれませんが。。
とくにこの曲の音割れはひどかった、いや、凄まじかった。
 AS FOR ONE DAY。正直、期待はずれか。曲順ミスかもなぁ。
なんとももったいない。
 努力未来で拳を振り上げまくり、
あっぱれあっぱれでぞっこんだったりクルクルでVだったり。
この2曲はとても楽しかったです。
さっき恋レボが古典的と書いたのは、この辺の曲の影響が大きいと思われます。
「現在の」娘。のイメージにしっくりくるのは、こっちだと思うので。
 いよいよ、本編ラストの 晴れ 雨 のち スキ❸。
もともと大好きな曲でしたが、生で聞いてしまうと、もはや特別な曲に。
Aメロの小刻みジャンプとか、サビの振りが今でも鮮明に残っています。
特にサビの部分は、客席総出でサイリュウムのさくら吹雪が。
ステージから見ていた娘。たちからは、さぞやきれいに見えるんだろうなぁ。
ライブ会場で自然と創り上げられた、
ファンからさくら組へのプレゼントなのかもしれません。
さらに、ツアー最終日最終公演ということで、
最後のサビのところで(おそらくスタッフの粋な計らい)ステージ上に
さくらの花びらがひらひらと舞い降りてきて・・(涙)。。
思わずうるんでしまう程のきれいな光景でした。
淡いピンク色の照明とも相まって、会場全体がさくら色に染まった瞬間。
やぐっちゃんとあいぼんも、明らかに泣いていました。
それが見える席にいることに改めて感激。
「明日は泣かない♪ もう泣かない♪ 最後にするのよ この涙♪」
素晴らしいひとときを共有できるのって、こんなにも感動するものなんですね。
アンコール ならぬ さくらコール。

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 黄色い服を着たさくら組メンバーも、なかなか映えてて良いもので。
MCは最終ライブということで、昨秋から続いたライブツアーの感想をひとりひとり。
台本にはない本人達の声が聞けるのって、娘。ライブでは悲しいかなめったにないので、
今回の感想は、いつにも増して心に伝わってくるものがあり、
とにかく「おつかれさま〜〜」という声をかけてあげたい、そんな気持ちでした。
印象深かったのは、
あいぼんが、はち切れんばかりの笑顔で語ってくれた
ツアーの思い出(7人同じテーブルでお弁当、楽屋とか移動中にワイワイとか)、
紺野「ライブが出来る幸せを感じることができましたぁ〜〜。」、
表情が何よりそれを物語っていました。見ているこっちが幸せになるんだから、
本人達もそれ以上の感動を得ているはず。
あっ、吉澤コンタクトから見た3階席のオレンジ服の人も(笑)。
多少大げさな部分もありつつも(汗、ファンに夢を与えてくれるのが、よっすぃ〜の魅力。
締めで矢口「なっちが途中で卒業したり、私が体調不良で抜けたり・・・」。
地方をあっちこっち飛び回るのは、さぞや大変だったろうと思います。
自分も似たような仕事環境なので、
びみょ〜にわかる気はします・・・って、レベルが違うだろうけど。
 限定ポスターをかけた さくらんピック。
希望通り、強そうな吉澤選手のサポーターに。当然、そのときだけはよっすぃー命に。
加護亜依さんによる選手宣誓??「------正々堂々と戦うことを 誓い...マジでさくら最高!」
司会矢口のカミカミ説明を堪能、
「今回はかなり細かく区分けしているので、よ〜〜く聞いてて下さいね。一回しか言いませんよ!!」
って言ったにも関わらず かむなよ〜〜〜〜!!って言うのは無しの方向で(笑)。
立派なベテランラジオパーソナリティー矢口真里さんです。
そこに、ガキさん「最終日ってことで、矢口さん!!私の代わりにやってみませんか?」
客席一同、割れんばかり(笑)の「ヤグチ! ヤグチ! ヤグチ!〜〜〜〜〜〜」。
健闘むなしく敗れた後に、マイクを使わず客席最前列陣に向かって
「(以下推測)もぅ〜〜 ほんとにねぇ、ほん〜とに いきなりそういうのやめて下さいよぉ〜!」
のようなことを言ってたように思われます。
そのときだけは、いつものちっちゃな やぐっちゃん になっていたような。
あの歳になっても、お茶目な一面は健在のようでうれしい限りです。
 結果の方は、前半は調子が良かった吉澤選手も、運悪く他の二人の好記録に阻まれて
あえなく予選落ち。はぁ。。ポスターもらえませんでした。とりあえず他の試合を応援。
優勝者高橋に、あのクイズは簡単すぎ。
「岩手の盛岡〜〜♪ わんこそば♪ わんこそば♪」って歌ってるじゃないか!!
矢口「------というわけで、高橋サポーターの人は、帰りに忘れずにポスターをもらってって下さいね。
そして、残念だった他のサポーターのみなさんは、次回・・・はないので、どうしようかなぁ_____」、
ん?? 少し間を空けて、
「最終日ということでぇ〜〜〜、___ 全員持ってっちゃってくださ〜〜い!!」
ドッカ〜〜ン。最後のライブってすばらしい。
それに、矢口さん、あなたはしゃべりが憎いほど上手すぎます(笑)。
ライブスタッフにツッコミができる人は、あなた以外にはいません!「雑誌かよ!」
 アンコール曲、I WISH。今日のライブの光景を頭の中で思い出しながら。

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帰りは、おとめ組のときとは打って変わって、しんみりモード。
やっぱり、自分のホームグラウンドはさくら組だったようです。
多かったであろう地元盛岡のさくらファンも、なかなかいい感じの雰囲気で。
席周りも、ちょうど良い具合のヲタっぷりだったし(笑)。
この文章を振り返って読むと、
明らかに特定の個人名の登場回数が多いのがよくわかります(汗。
やっぱり、(以下省略)。
ただ、それでも人数が少ないこともあって、その人に限らず、
ひとりひとりのパフォーマンスをじっくりと応援できた気がします。直の声で。
あと、おとめ組のときにも書きましたが、
分割のコンセプト(地方の小規模会場)は大成功だったと思います。
でも、やっぱりもう分割はしてほしくない・・・なんとなく。
p.s. さくら満開。これからずっと、「桜」を見るたびにこの日のことを思い出すに違いない。

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【参考・備忘録】曲目リスト
1.さくら満開
2.ここにいるぜぇ!
《MC》
3.壊れない愛が欲しいの
4.モーニングコーヒー
5.恋愛レボリューション21
6.抱いて HOLD ON ME!
7.BE ALL LIGHT!
おとめ組CM(PV:友情〜心のブスにはならねぇ!〜)》
《寸劇「勇気を下さい」》
8.LOVEマシーン
9.シャボン玉
10.AS FOR ONE DAY
《MC》
11.そうだ!! We're ALIVE
12.GO GIRL〜恋のヴィクトリー〜
13.晴れ 雨 のち スキ❸
=アンコール=
さくらんピック2004》
14.I WISH