「2003〜4年 モーニング娘。おとめ組 初公演 〜おとめチック〜」@仙台サンプラザホール 夜公演


2004年、正月早々高熱で病床に伏し、それにも関わらず
紅白からかくし芸までテレビを見続けられたのは、あなた達のパワーのおかげです。
そして、その一部である、青い色のおとめの皆様方が、
年度末決算に伴う繁忙期とLECで多忙のこの時期、1年ぶりに仙台にやって来てくれました。
モーニング娘。おとめ組

 盛岡のさくら組コンの申込は即決だったのですが、
おとめ組の方は〆切直前まで迷っていた自分に、今では腹が立ちます(笑)。
 たとえ、矢口さんとかこんこんがいなくても、
モーニング娘。のメンバーには変わりないんですよね。
確かに「この人に注目!!」という参加は出来なかったのですが、
その分、全体的なパフォーマンスと個々人のパワーを存分に味わうことができました。
 あえて、じっくりと座って見られるファミリー席にした影響もあるでしょうが、
何の偏見もなく、純粋にひとりひとりを応援しようじゃないかと。

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何はともあれ、03夏娘。@福井を回避したこともあり、ライブは1年ぶり。
初の夜公演です。
昼の集団がホール内で飛び跳ねている時間帯を見計らって、仙台サンプラザホールへ。
それにしても寒い!!16時をすぎるとヤバイくらい冷え込んできて、
今回の同伴者であるのの推しと、グッズのパンフを見たりして時間をつぶしました。
昼のライブが終わる直前にグッズ購入。
今回のツアーでは個人うちわがなかったのがとても残念。
その代わりに、今まで興味の無かった生写真セットを。
他には全員の大うちわとパンフ、ステッカー。そしてハロプロコンの売れ残り?袋。
 入場整列、とにかく寒い。この言葉以外に適当な言葉が見つからないくらい寒い。
それとは対照的に、昼の集団では半袖もちらほら。コート類も着ていない人多し。
それを見ているとワクワク感が増大。
それでも、生物学的に暖を取りたい欲求の方が勝っていたかも。。
入場時チェックが甘めだったので一安心。
サイリュウム4本、双眼鏡2つ、チケットをコートのポケットに詰めていったので。
 2階CブロックA70。あらかじめネットで座席表をチェックしていたのですが、
実際にそこに座ってみると「近い!!!!マジで???」状態。
今までが遠すぎただけかもしれませんが、
これならファミリー席でじっくり座って鑑賞もアリ!とますますボルテージが上昇。
階下にはミキサー関係の調整卓がならんでいて、
メンバーごとのフェーダーとかを垣間見ることができました。
(もっとも、ライブ中はそれどころではなかったです。)

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 開演。
 おとめ色のブルーサイリュウム(後にオレンジも追加)を折って準備完了。
だがしかし、そこはファミリー席。立ちあがることのできない微妙な気分。
 いきなり新曲スタート。
おとめのシングル、ファーストは冒険もせずに無難な路線でしたが、
セカンドはおとめのアップテンポがすんなり入ってきて心地よいです。
フルで聞けて感動とともに、早くもおとめ組ライブの醍醐味を体感。
U CAN DO!の連呼で一気に持ってかれました。かねてからの評判通り、おとめコンは熱い!
続いての「ここにいるぜぇ」も反則です。
座っているのに、飛び跳ねてないのに、踊ってないのに
すでにじんわりと汗をかいていました。
それにしても近かったです。50メートル無かったんではないかと。
肉眼でも顔の表情が認識できるくらい。双眼鏡を使えば黒目の動きもわかる程度に。
最前列にいる人は、さぞや幸せだろうなぁと思ったのは言うまでもなく。
 自己紹介は正直あまり覚えていません(汗。
恥ずかしながらも、ずっと見とれてしまっていたわけで・・・。
なぜならば、そこに本物のモーニング娘。がいるから。
かおりん蔵王チーズを食べたらしいことは覚えています。
 SALT5の曲では、振りがおとめオリジナルバージョンだったので新鮮でした。
こっちの方がお気に入りです。中ジャンプをリピートするあたりなんか。
ふるさとは、もはやタブーでしょ!!
つい1ヶ月前に、伝説的ライブのメモリアルソングとなったばかりなのに。。
救いは、ふるさと時代の苦節を踏んできた飯田パートが増えたこと。
この曲だけは、若輩者(ごっちん以降)の新参者には歌ってほしくないんですよねぇ・・・
唯一許せるとしたら、ASAYANを毎週見ていて娘。の歴史をよく理解している石川だけか。
こんな私の考えは、悲しいかなもはや時代遅れなのでしょうか。
 恋レボ。まぁ、ライブでこれがなきゃさみしいので。
L字指の腕をグルグルできなかったのは残念でした。
サビ前のブリッジ部分で、
かおりんが振りをまちがって、目が泳いでいた姿は忘れません(笑)。
サマーナイトタウン、歌詞の意味を冷静になって考えてみると、
とてもじゃないけどあのノリは間違っていると思うのですが(爆)。
でも、妙に合ってるのがこれまた不思議。
発売当時の人数ってあんな感じだったんですよね。。
なので、ちょっとノスタルジックな香りのする一時でもありました。
11WATERの曲は無難に終わったという印象。とくに新たな発見もなく。

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 さくら組のCM。
新曲をフルで2回も聞いちゃったよ〜と誰かが言ってましたが(謎)、
後から考えてみるとなかなか乙な演出だったのかも。
一回目で音だけを堪能してもらって、各々の想像が膨らんだところでPV付きでもう一回。
さくらの予習?もできたので、ありがとうございます。
おとめライブしか参加できないファンを考慮してたのかもしれません。
《※追記》演出だと思ってたら、どうやらハプニングだったらしいです。
昼にもスクリーンが降りてこなかったみたいで、これは珍しい。
許せる範囲の・・・っていうか、むしろ歓迎されるミスとはこのことですね。
 寸劇は普通に面白かったです。
17歳 旅立ちの二人・・・じゃなくて、19歳コンビの牛たんズ。
のんちゃんパンチ(スローモーションになる必殺技らしい)。
さゆ「わざわざ入場曲に会わせて飯田先輩に登場してもらうなんて(以下略)」
ずっと背中を向けていた・・と思ったら暴走し始める偽イタリア人まこっちゃん
ののの「私は父だ。」の間と声のトーンがツボにはまってしまい。。
財前先生・コトー先生コールを受けていた恋愛研究部長&ナース役石川も絶妙のコンビ。
ハロモニ劇場で鍛えているだけに、役者としてもいい感じのおとめたちでした。
 再び曲へ。
許せない曲がここでもうひとつ。あのセクシービームは偽物です。
それにみんながダマされている姿が可哀想でなりません。
とは言え、ごく一部のファンだけが共感できる言い分に過ぎません。。おそらく。
初生シャボン玉。これは良かったです!少人数のすっきり感のあるシャボン玉は、
15人の豪快・強烈なシャボン玉とはまた別の味がして興味深かったです。
意外にも、名曲なのかも。不思議と聞き飽きないんですよ、この曲は。
聞く毎に好きになっていく曲の一つになりそうです。
初めて聞いたときは、意味がわからなかったけど。
(ちなみに、そうだWe're ALIVE!!もそのパターン。)
DoItNowは、ほとんど覚えてません・・・
この曲はさくらライブでやった方が良かったと自信を持って言えます。
そんなとこにやってきました。石川梨華とは切っても切れないザ☆ピース。
やっぱり盛り上がりますねぇ。
このときばかりは梨華ちゃんコールをしても許してくれるはず(笑)。
っていうか、そこで黙っていると非国民であるかのような空気になるんです!
あの空気はライブでなければ体感できません。テレビだと単にうるさいだけだし。
会場のボルテージも最高潮になったところで、間髪入れずに
チャーン♪チャン♪チャン♪チャーン♪・・・・・というGO GIRLの前奏が。
ここでもおとめライブの醍醐味を最堪能。
夏の野外だったら、熱中症でぶっ倒れてしまいそうな勢い。
そして本編ラストに、デビュー曲である愛の園。
さすがにこの曲は立ち上がりたかったです。。振り付けが一番の魅力だと思っているので。
あと、PVと同じ衣装で歌ってほしかったです。ワインレッドはちょっと違和感が。

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 アンコールを挟んでおとめんピック。
道重応援隊に任命されたため、今度は重さんコール。
とにかくまわりも必死の様相(笑)。限定グッズがもらえるかどうかがかかっているので、
割れんばかりの絶叫も当然なわけで。結局、決勝に進んでくれたものの、
秘密兵器小川の前に撃沈。よくがんばりました。昼のこともあったから遠慮したのかも。
 娘。ライブで拍手するのって、案外初めてかもと思った瞬間。
 
 最後にI WISH。
これも個人的にはびみょ〜ですが、曲が好きなので文句は心の中に止めておきます。
最後のはけ際に、チャーミー石川のグッチャーと辻ちゃんのアイーン、
リーダー飯田が客席に向かって深々と礼をしたのを目にして、
激しかったおとめ組ライブもきれいに終了しました。
 規制退場もなく、すんなりと会場を後に。
昼の人たちのように、しばらくコートは要りませんでした。

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始まるまでは「おとめ組は、石川とミキティ」と思っていましたが、
実のところは「石川と小川」なのかもと思い直しました。
ミキティはソロの方が輝くという持論は間違っていないのかもしれませんが、
そうは言っても、今日の印象は意外なほどに弱かったです。
存在感はあるのですが、歌ったり踊っているときのインパクトがなんとも・・・
なんか矛盾してますね(汗)。まぁ、嫌いじゃないので今後の活躍に期待ということで。
最後のMCになって、アドリブでの
石川の左手と飯田の小指へのツッコミは本領発揮といったところで一安心。
 まこっちゃんは、立派な!?ムードメーカーの地位をとうとう固めてしまったんですね。
マジメ路線で行っても面白い存在だと思うのですが、
時代が今のようなキャラを必要としているということで。
 あとは、辻希美ソロパートが増えているのがうれしい。
彼女の歌唱力にはすごいものを感じてはいるのですが、なかなかそれを聞く機会が。。
今回は、みごとにそれを楽しませてもらいました。
フォークも歌ってくれたら文句なかったのですが、まぁ無理でしょう(笑)。
黒髪石川梨華さんが、いつにもまして大人っぽい雰囲気をしていたのも印象的です。
相変わらずキショいチャーミーは健在でしたが(笑。
めちゃめちぇとか(爆。めちゃむちぇだったか??とにかく噛みました。寒っ!
ライブ中に目があったような気がするのですが、
これはライブに行った人なら誰にでも起きる錯覚の一つか。。。
でも、席が近かっただけに本当だと思ってこれから生きていくことにします。
自分が思っている分には誰にも迷惑はかかりません。
リーダーかおりんも、ちょっと見直したところがあったわけでして。。
なんか必死なんですよ。それを自然にこなしているのが凄い。
うまく表現できないのですが、ヤバイ状況での必死さではなく、
責任感というか、とてつもない自信というか。
逆に、07田中と重さんことさゆみんの幼さが。あるいは未完の大器?
6期メンには対しては未だに強い魅力を感じられないでいる自分がここにいるのも、
時代の流れなのでしょう。

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総評。
楽しかったです。小学生の作文並みの表現が一番ぴったり合う、そんな感じです。
昼夜連戦する人の気持ちが、今回ばかりは良く理解できました。
あと、メンバーひとりひとりを真っ正面から応援できた気がします。
3番手とか、ついでに・・とかじゃなく(汗)。
「大集団の娘。では開演が難しい地方の中小規模の会場で、より近い距離でライブをするため」
という娘。分割ライブのコンセプトは、自分には十分に伝わってきました。
ただ、今後はもう分割しないでほしいと思う一面もあったりします。
なんとなくですけど。
p.s.それにしても近かったなぁ。

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【参考・備忘録】曲目リスト
1.友情〜心のブスにはならねぇ!〜
2.ここにいるぜぇ!
《MC》
3.ふるさと
4.恋愛レボリューション21
5.GET UP!ラッパー
《MC》
6.サマーナイトタウン
7.BE ALL RIGHT!
さくら組CM(PV:さくら満開)》
《寸劇「告白シュミレーション」》
8.恋のダンスサイト
9.シャボン玉
10.Do it! Now
11.ザ☆ピ〜ス!
12.Go Girl〜恋のヴィクトリー〜
13.愛の園〜Touch My Heart!〜
=アンコール=
《おとめンピック2004》
14.I WISH